interior design office BEORCブログ|居心地のよいインテリアデザイン・リフォーム|NCDのカラー&イメージ講座|福岡

ベオークのブログへお越しいただきありがとうございます。当社は福岡市にあるインテリアデザイン&リフォーム・リノベーション会社です。デザイン(インテリア全体が調和するご提案)と施工の両方ができるのが強みです。このブログでは主に当社の実例と、株式会社日本カラーデザイン研究所(NCD)と共催するカラー&イメージ講座についてご紹介します。Instagramからお越しの方は、「ブログ内検索」や記事に付けている「タグ」から該当記事をお探しいただけると幸いです。よろしくお願いいたします。

リフォーム(クロス張替え)時の注意点

収納の扉は意外な盲点

リフォームで床やクロス(壁紙)が新しくなったときに、意外と後から気になるのが建具・収納扉の色あせや汚れ。リフォーム前は「特に気にならないからそのままでいい」と言われたものの、周りが新品になると途端に古さが目立ち、「やはりきれいにしたい」というケースが意外と多いです。

今回もリフォーム後に「洗面所内の収納扉もきれいにしたい」というご依頼をいただきました。


Before(リフォーム前)

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施工前① 工事前はそこまで気にならなかったのですが…


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施工前② 扉枠まわりは割と複雑な形状です


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施工前③ よく見ると縁のところが浮いて割れています


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施工中 浮いている部分は切り取って、丁寧にパテ埋めします


After(リフォーム後)

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施工後① 周囲のクロスにあわせてきれいになりました


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施工後② 複雑な枠部分もきれいに仕上げました


扉面材の表面にシート(化粧フィルム)を上張りしています。色や質感、種類はかなり豊富で、3Mのダイノックフィルムサンゲツのリアテックなどが有名です。今回はすっきりと白系で、周囲のクロスや浴室入口枠とのバランスを考え、一番なじみのよい色味・質感のものでご提案しました。

実際は表面にシート(化粧フィルム)を上から張っただけですが、扉自体を新品に交換したようにきれいになりました。


その他注意点

上記収納の扉以外にも、スイッチ・コンセントプレート分電盤なども後から気になる可能性が高い部分です。プラスチックはどうしても経年劣化で黄ばみがでますので、できれば最初から交換でご検討いただくのがよろしいかと思います。

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分電盤施工前 黄ばみのほか、昔はカバーがないタイプが多かったです


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分電盤施工後 白くカバーもついてスッキリ。右手前、洗濯機置場の扉は撤去しました


他にも、例えば中古マンションを購入して、「キッチン自体を交換するほどは古くないけど、見た目の印象を変えたい」場合などにも、キッチン扉面材へのシート(化粧フィルム)張りはオススメです。
腕の良い職人が施工させていただきますので、ご興味をお持ちの方は是非お気軽にお問い合わせください。