interior design office BEORCブログ|居心地のよいインテリアデザイン・リフォーム|NCDのカラー&イメージ講座|福岡

ベオークのブログへお越しいただきありがとうございます。当社は福岡市にあるインテリアデザイン&リフォーム・リノベーション会社です。デザイン(インテリア全体が調和するご提案)と施工の両方ができるのが強みです。このブログでは主に当社の実例と、株式会社日本カラーデザイン研究所(NCD)と共催するカラー&イメージ講座についてご紹介します。Instagramからお越しの方は、「ブログ内検索」や記事に付けている「タグ」から該当記事をお探しいただけると幸いです。よろしくお願いいたします。

パモウナPJ実例【TVローボード:天板+バックパネル】

PJシリーズは壁面収納以外も

パモウナPJシリーズは壁一面の、いわゆる「壁面収納」という形でのご採用が多い商品です。
ただその魅力は多彩なアイテムの組合せにあり、こちらの実例のようにカウンターデスクのみでのレイアウトも可能です。
beorc.hatenablog.jp

今回はPJシリーズの「TVローボード」としての実例です。ちなみに同じPJシリーズでも、壁面収納タイプは「PJC」。TVローボードは「PJL」と品番が分かれています。

パモウナのTVローボードのラインナップは?

現在パモウナでTVローボードをお選びいただける商品は以下のラインナップとなっています。
メーカーサイトへのリンクと、簡単に特徴をご説明します。
WV シリーズ
オーソドックスなTVボード。細かいところまでよく考えてつくられており、コストパフォーマンスに優れる商品。

PJシリーズ
壁面収納商品の一部という位置づけ。通常のローボード用と、壁掛けテレビ「風」にできるバックパネル付き天板の選択ができるのが特徴です。他のTVボード専用商品と比べ、引出しの作りなどはシンプル。

AQシリーズ
バックパネルが大きく、ハイタイプのキャビネットとの組合せができる壁掛けテレビ商品。PJのシンプルおしゃれ版みたいなイメージ。

RDシリーズ
WVシリーズとテイストの異なるオーソドックスなTVボード。WVと違い、脚なし(下部に隙間が開かない)のデザイン。

LIシリーズ
新しく発表されたTVボード。スリムなパネルで囲ったモダンデザイン。フロートしているように見えるため、お部屋を広く見せる効果も。
食器棚CPシリーズから採用された面材が選べ、同じデザインのリビングボードもある点が特長。


以前WVとPJ(TVローボードタイプ)の特徴をこちらの記事で比較しました。
beorc.hatenablog.jp

「壁掛け(風)にしたいか」「TVボードに脚はあったほうがよいか(下部隙間の有無)」「天板と面材は同色がいいか」あたりで、どの商品がよいかが決まってくるという印象です。


今回の実例内容

TV設置前:バックパネル部分が立ち上がっています
TV設置後:TVの脚がないのでスッキリ見えます

 
【パモウナPJシリーズ TVローボード】
①TVボード下台:PJL-160
②TVボード天板+バックパネル:PJL-160TP
③キャビネット(左):PJY-80
④キャビネット(右):PJY-85
⑤キャビネット天板:PJY-2T ※幅1600mm
※TVボード本体色:ウォールナット
※TVボード天板色:セラミカネロ
※キャビネット・キャビネット天板色:ウォールナット

【サイズ】
・全体サイズ:W3200*D416*H436mm(TVボード天板部)/H713mm(キャビネット部)
 ※キャビネット天板の配線孔位置:左右2ヶ所


テレビ設置前

今回はテレビご購入前の納品だったため、テレビ設置前・後のお写真を送っていただきました。T様有難うございました!

設置前。壁コンセント位置等でレイアウトを決める必要があります
設置中。ユニット(アイテム)単位で配送されてきます
天板+バックパネル
壁掛けTV風にできるバックパネルを選べるのが大きな特長
テレビを取付けるのでしっかりとした厚みがあります

PJLでは壁掛けテレビ風に出来るバックパネルのほか、置き型テレビに対応する通常の天板もあります。

天板色は本体と同色(パールホワイト・グリジオーク・ウォールナット・ビターエルム)の4色の他、天板専用色としてセラミカネロ(今回の実例)・セラミカライトの2色【計6色】からお選びいただけます。

こちらの写真には写っておりませんが、「TV掛け金具」はバックパネルに付属しております。
※ 壁面収納PJCでは「壁掛けTV金具(XW-2)」は別売り。ただし金具の内容はPJCとPJLは異なります(注意点のところでご説明します)

 

キャビネット部分
高さのあるキャビネットと連結できるのがPJシリーズの特長です
天板色はTVボード部分は「セラミカネロ」・キャビネット部分は本体同色の「ウォールナット色」
キャビネット部分の天板には最大2ヶ所「配線孔」を開けることができます

豊富なアイテムとの組合せができる点がPJシリーズの最大のメリットと言えそうです。今回は幅80cmの「引出+開き戸収納」+幅80cmの「オープン棚収納」と組み合わせました。

キャビネット部分は下台の幅・個数に応じて天板の幅をオーダー出来ます。天板に継ぎ目が出ず、上記のとおり本体同色か、人気のモルタル調「セラミカネロ」色または「セラミカライト」色もお選びいただけます。

ちなみに天板の配線孔は「両端に2ヶ所」「左だけ」「右だけ」「なし」から選べます。配線孔のキャップは天板色にあわせて「白」または「黒」になります。

巾木よけ
壁面収納PJシリーズの一部なので、「巾木よけ」の切り欠きがあります



テレビ設置後

テレビ・金具の取付けについて(お客様の声)
ほとんど取付け用金具の厚みが分かりません

今回納品後のテレビご購入だったため、お客様ご自身により金具とテレビの取付けをされました。取付けのご感想をいただいたので共有します。

テレビの設置は大掛かりな道具は必要なく普通のドライバーで、
説明書の通りにやれば素人でも簡単に取り付けられました!
55型のテレビですが160cmのテレビボードにちょうど良いサイズ感でした。

ということで、取付け作業自体は簡単だったようです。
テレビの機種によっては金具が対応しない可能性もあるため、念のため事前にご相談ください。

テレビ取付け時に高さ調整は可能です
下台共通位置に配線用の孔が開いています(キャビネット天板部分まで配線可能)

今回はむかって左側の壁にコンセントがあったため、そちらから下台の中を通して電源等の配線を行います。
右に連結したキャビネットの天板上まで、内部を通して配線ができるので見た目もスッキリ!


PJシリーズ(TVローボード時)の注意点

PJLの「TV掛け金具」は角度調整不可

壁面収納PJCシリーズにオプション設定のある「壁掛けTV金具(XW-2)」は上下左右の角度調整が可能ですが、こちらのパックパネル付属の「TV掛け金具」は角度調整が出来ないつくりになっています。(設置時の高さ調整はできますが、設置後の高さ・角度調整は不可)

※PJCの金具(XW-2)についてはこちらの記事をご参照ください
beorc.hatenablog.jp

キャビネットやカウンターと組み合わせてレイアウトできる点がPJシリーズの大きなメリットです。

ただし全体幅が大きくなりTVが端になるレイアウトの場合は、位置によりテレビが見えづらくなる可能性も。
その際に金具でのテレビ角度の調整が出来ない点には注意が必要です。

今回はキッチンからばっちりテレビが見えます🙆🏻‍♂️

実際はテレビの大きさや、お部屋の大きさ、家具レイアウトなどにもよります。今回のお客様のご感想も非常に参考になりました。

テレビの角度を変えられないので見づらくならないか少し心配だったのですが、
テレビを高めの位置に設置できるからかチェストが邪魔になるようなことがなく、
どこからでもテレビを見ることができてホッとしています。

キャビネットを分割すると割高

他のTVボード専用商品と違い、PJシリーズではTVボードの左右にレイアウトするキャビネットにも天板を組み合わせる必要があります。

今回のようにむかって右側だけにキャビネットを設置する場合は、下台2台に対して天板1枚で済むのでよいのですが、左右にキャビネットを設置する場合はそれぞれに天板が必要になるため割高です。

ただ、TVボード下台と同じ高さの「サイドボード」(幅60cm)ならば、TVボードと同じ天板で済む場合もあります。

いずれにせよ、PJシリーズは全体幅が大きくなりがちなので、全体幅の中でのテレビ位置には注意が必要です。


お客様の声

上の部分でも随所にご感想をいただきましたが、以下のご感想をいただきました。

テレビが壁側にかけられるおかげで以前より部屋が広く感じられますし、
パモウナのデザインの良さに「買ってよかったな〜」と毎日嬉しい気持ちになっています。

本当にこの度はお世話になり、ありがとうございました!
ブログの更新も陰ながら楽しみにしております。

PJシリーズは幅が大きいのですが、逆に設置後のほうがお部屋を広く感じるんですよね~。
毎日嬉しいとのご感想で、こちらも非常に嬉しい気持ちになりました!あらためてT様、沢山お写真を送っていただき、誠に有難うございました。
ブログでのご紹介が大変遅くなり申し訳ございませんでした🙇🏻‍♂️


当社では食器棚の他、家具カーテン照明などインテリア全般お取扱いしております。福岡県内ではリフォーム・リノベーションなどの工事もおこなっております。
イメージワード分析で「あなたの理想の住まいに使うべき色・イメージ」のアドバイスも可能です。インテリアに関すること、是非何でもお気軽にご相談ください。