interior design office BEORCブログ|居心地のよいインテリアデザイン・リフォーム|NCDのカラー&イメージ講座|福岡

ベオークのブログへお越しいただきありがとうございます。当社は福岡市にあるインテリアデザイン&リフォーム・リノベーション会社です。デザイン(インテリア全体が調和するご提案)と施工の両方ができるのが強みです。このブログでは主に当社の実例と、株式会社日本カラーデザイン研究所(NCD)と共催するカラー&イメージ講座についてご紹介します。Instagramからお越しの方は、「ブログ内検索」や記事に付けている「タグ」から該当記事をお探しいただけると幸いです。よろしくお願いいたします。

ホットカーペットカバーとラグの違い

ラグをホットカーペットに使っても大丈夫?

よくリビングなどに敷くラグですが、「ホットカーペットカバーとラグって何が違うの?」とお客様から質問を受けました。

…えーっと……(;'∀')…意外な盲点!今まで気にしたことありませんでした(汗) ホットカーペット利用可と明記してあるラグはあります。じゃあ書いてない場合使わないほうがいいの?「電気屋さんで売っているホットカーペットとセットになっているカバーは見た目が気に入らない」というケースも多そうですよね??調べてみました!



厚みの問題?

私が最初に気になったのは、厚みです。ラグとして売られているものは毛足の長いものや厚みのあるものも多いので、ホットカーペット専用のものは薄いのではないかと推理してみました!

が…そういう問題ではないようです^^; 当然あまりに厚いと温まるまで時間がかかって効率が悪いですが、ある程度厚みがあるものはスイッチを切ってからも熱が残りやすいというメリットもあるようです。逆に薄い場合はホットカーペットの熱がすぐ伝わるというメリットはありますが、薄いということでカーペット自体の毛足は短く、見た目や肌触りという点で温かみを感じにくいというデメリットもあるようです。冬場フローリングの足元からの冷えはラグやカーペットを敷くだけで軽減されますし、ホットカーペット用として問題ないならば、ある程度毛足が長めで素材が柔らかく、肌触りのよい厚めのものを選ぶのがよさそうですね。



大事なのは…裏?

どうしても表の素材や厚みに注意がいきがちですが、一般的にホットカーペット専用か否かの違いを分けるポイントは裏面にあるようです。試しにあなたのご自宅にあるラグやカーペットをめくって裏面を見てみてください。こんな感じではないですか?

f:id:beorc:20160807190937j:plain


一方、今回ホットカーペットカバー用におつくりしたラグはこちら!

f:id:beorc:20160807190945j:plain


使っても大丈夫なんだけど…

ホットカーペット専用(対応)という場合、下の写真のように裏面がフェルトなどで保護されているケースが多いようです。基本的に上の写真のような通常のカーペットもホットカーペット用として使って問題はないそうです。ただ保護層がない分、接着剤のラテックスが硬化しやすく、接着剤部分がポロポロ落ちてきたり、ひどい場合はカーペットの毛足部分が抜ける可能性もあるそうです。耐熱性のある接着剤を使っているとはいえ、できればフェルトなどで保護されているほうがよさそうですね。



「裏」よりも大事なこと

ホットカーペットカバーと通常のラグはどうやら裏の仕上げが違うらしいということは分かったんですが…まぁ、普通のラグをホットカーペットに使っても大丈夫という結論になりました(笑)
お客様のホットカーペットカバーを探す中で、裏の仕上げよりも注意が必要だなと感じたのが「サイズ」です。

実はホットカーペット本体は○畳用という表記がされているんですが、メーカーにより微妙〜にサイズが違うのです!( ゚Д゚)エッ 更に困ったことに、既成品のラグもサイズがまちまちで、ぴったりのサイズでお部屋にあう色・柄のものを選ぼうとするとなかなか見つかりませんでした。基本的にホットカーペットカバーのサイズは、ホットカーペット本体より最低でも幅・奥行5センチずつ大きいのものにされると良いと思います。



オススメはこちら!

ちなみにホットカーペット本体は、電磁波99%カットや3面7通りの暖房面積切り換えなどの機能と価格のバランスが一番よかったということで富士通ゼネラル ホットカーペット本体(ヒーターユニット 3畳相当)【暖房器具】FUJITSU GENERAL HC-30E3
をお選びになりました。3畳相当でサイズは235×195cmです。

…とオススメの本題は本体ではなくて^^;
オススメはシンコールのニュースフレという商品です。

f:id:beorc:20171102175756p:plain

毛足が長いのがニュースフレ(パイル長22.0mm)、毛足が短いタイプがニュームース(パイル長12.0mm)になります。どちらもラグバッキング(裏面フェルト加工)対応しています。

こちらの商品をホットカーペット本体のサイズにあわせカットし、裏面をフェルトで仕上げる形です。今回はバニラ色で、本体235×195cmに対し240×200cmでおつくりました!(*'▽')


ずばりオススメのポイントは…
①肌触りがよい
同じ色味・素材で毛足の短いタイプもありますが、今回はパイル長2,2cmの長いほうにしました。質感にこだわられるお客様も納得の柔らかさで、ホットカーペットの電源を入れなくても暖かい気がするとのことです(笑) フローリング足元からの冷えがなくなるだけでも随分と違うようです^^

②室内でペットを飼われている方にも安心
今回のお客様はネコを飼われているのですが、カーペットのパイル形状がカット(繊維が直線)であることもオススメのポイントとなりました。カットではなくループ(繊維が輪になっている)タイプだと、ペットの爪が引っかかるので危険です。カーペットはフローリングと違い、ダニアレルゲンよりも微小なペットアレルゲンも補足します。お部屋の空気中にアレルゲンが舞わないという点でもオススメできます。

f:id:beorc:20171102173513j:plain
おネコ様も気持ちよさそうです^^


③機能も充実
防汚性や防ダニ・抗菌、遊び毛が出にくいなど機能面も充実しています。

④お部屋にあいやすい
ホットカーペット付属のカバーにありがちな柄ものではなく、シンプルで上品な無地のカバーです。色味もお部屋にあわせやすい3タイプ(※カスタード色がなくなり、現在はバニラとチョコの2色)です。毛足が長く質感があるので、どんなお部屋にもあわせやすいと思います。

⑤お手頃価格!
一番はなんといってもここです!色々と量販店を見てまわりましたが、ある程度肌触りや質感を重視すると意外といいお値段するんですよね〜。定価は㎡当たり7,800円となっていますが、かなりお安くできます!(*゚ロ゚) 興味がおありの方は是非お気軽にお問合せくださいませ。必要なサイズを教えていただければ、すぐに御見積金額をお知らせします。また、質感が気になる方にはサンプルを郵送することも可能です。

以上無印良品やニトリなどの量販店でホットカーペットカバー(ラグ)を探されているあなたに是非ご紹介したいホットカーペットカバーでした(笑) ご紹介した商品以外にも、通常のカーペットやラグなど柔軟に対応可能です。「こんな感じのものが欲しいんだけど…」「部屋にぴったりあうサイズでカーペット敷きたい」「これくらいの予算でカーペットを選びたいんだけど良いのある?」などなど…。しつこい営業は皆無で良心価格でやっておりますので、是非なんでもお気軽にご相談ください。



補足:納期はどれくらい?

先日納期についてご質問いただきましたので記事に補足します。こちらの商品はメーカー(シンコール)にておつくりをし、お客様宅へ直送する形になります。メーカーが土日休みのため、週末をはさむかどうかでお届けまでの日数は変わりますが、概ね発注いただいてから1週間以内にはお届けできると思います。

ちなみにこちらのブログ記事からお問合せいただき、実際にご注文いただいた奈良県にお住まいのお客様へは、発注の3日後にお届けすることができました。

「今までのものより毛足が長く柔らかで温かです」「ちょっと埋もれる感覚が気に入っています」「寝転がったり…ヒトもネコも喜んでいます」とたいへん喜んでいただき、こちらまでとても嬉しくなりました。上でも書きましたが、ペットを飼われている方には特にオススメです。M様ありがとうございました!

メーカー直送ですので、福岡近郊以外の方も是非お気軽にお問合せください!


関連記事

お客様が気に入られたカーペット生地で丸型のラグをおつくりした実例はこちら
beorc.hatenablog.jp

室内でペットを飼われる方にはこちらの記事もオススメです
beorc.hatenablog.jp