interior design office BEORCブログ|居心地のよいインテリアデザイン・リフォーム|NCDのカラー&イメージ講座|福岡

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アヤノLX(ラクシア)実例【下台オープン・フィラー】

アヤノLXはSW(スタイン)へ

今回はアヤノ(綾野製作所)LXシリーズ実例のご紹介です。LXは2022年12月15日をもって廃盤となり、既に後継品の「SW(スタイン)」というシリーズに引き継がれています。

当社のLXの納品も、期限ぎりぎりにご注文いただいた1件を残すのみとなりました。(比較されてLXをお選びいただき、今月納品予定です)

SWも既に2022年の12月に納品させていただいているので、あらためてLXとSWの違いについては記事にしたいと思います。


フィラーとは?

フィラーは地震対策になり、見た目すっきりです

今回食器棚では初めて、「フィラー」実例のご紹介になります。食器棚本体と天井との隙間をなくしたい場合、高さオーダーのできる「上置」を設置するのが一般的です。

上置は内部に収納がとれつつ耐震が出来る点がメリットですが、天井との隙間が小さい場合、「収納量はあまりとれないのに、価格はそれなりにしてしまう」点がデメリットになります。

フィラーとは、天井との隙間が小さい場合に、価格を抑えながら耐震ができるアイテムになります。ただし、上置と違い内部に収納ができません。上の写真をご覧いただいて分かる通り、扉がないシンプルなつくりのため、上置に比べ価格が抑えられる点がメリットとなります。

アヤノでは上置の価格設定は、以下3つに分かれます。
◎高さ35cmの在庫品(これでぴったりというケースはほとんどないです^^;)
◎オーダー高さ21~60cm(天井高にあわせてつくる通常の上置)
◎オーダー高さ10~20cm(ロータイプ上置)

ちなみにパモウナでは上置の最低高さが21cm~なので、高さ20cm以下は必然的にフィラーとなります。
アヤノでは上記のとおりロータイプ上置の設定がありますが、上置内の有効高さは外寸高さ▲40mmのため、ほとんど収納量がとれない場合もあり注意が必要です。

高さがあまりとれない場合は「上置」と「フィラー」両方ご提案するようにしておりますが、費用対効果を考えてフィラーを選ばれる方も多いです。


今回の実例内容

下台4段引出しはアヤノならば幅100cmも選択可能です
上台開き戸は扉2枚に分かれています(SWに引き継がれています)
引出+オープン(SWでは引出なしのオープンが新設されました)


【アヤノLXシリーズ】
①上台開き戸:LX-H40AL ※左開き
②上台引戸:LX-140FS
③天板:TN-180S2Z
④家電収納(左):LX-H40G2
⑤4段引出し(中・左):LX-H40DH2
⑥4段引出し(中・右):LX-H60DH2
⑦引出し+オープン(右):LX-H40B2
⑧フィラー:SS-H40FR
⑨フィラー:SS-H140FR
※本体色:H(ホワイト木目/つや有)
※天板色:S(ホワイト)

【サイズ】
・本体サイズ:W1802*D450*H2020mm(ハイカウンターH963mm)
・フィラー:W1800*D371*H210mm

こちらの食器棚の他、追加で高野木工のマガジンラックもご注文いただきました。Y様誠にありがとうございました!

当社では食器棚の他、家具カーテン照明などインテリア全般お取扱いしております。福岡県内ではリフォーム・リノベーションなどの工事もおこなっております。
イメージワード分析で「あなたの理想の住まいに使うべき色・イメージ」のアドバイスも可能です。インテリアに関すること、是非何でもお気軽にご相談ください。

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