家具の街 福岡県大川市
高野木工は、家具の街・福岡県大川市で1942年にタンスづくりからスタートしたそうです。80年以上の歴史があるんですね。
高野木工株式会社 | 生活が楽しくなる
大川は日本有数の家具産地として知られていますが、全国的に有名になったきっかけは、昭和30年頃の「引手なし箪笥」の大ヒットによるそうです。
※ちなみに大川家具の歴史については以下サイトに詳しく紹介されてあります。想像以上に古い歴史があって興味深いです。
大川家具の歴史 | 大川伝統工芸振興会公式サイト
ここでもやはり「タンス」なんですね。確かに昭和の時代は必ずと言っていいほどお部屋にタンスがありました。
ただ、最近はお部屋にクローゼットとして収納をとるようになったため、なかなか「新しくタンスを買おう」とはなりづらいのかな?と思います。婚礼家具という言葉もめっきり聞かなくなりました。
どうしても「昔ながらの家具産地」というイメージが強いので、大川の家具というと「モノはしっかりしているけど、デザイン性は高くない。国産ということもあり金額は高め」という印象を持たれている方も多いのではないでしょうか?(私も10年くらい前まではそのような印象でした^^;)
ところが近年、高野木工のようにオシャレな家具をつくる会社が増えています。
また、「大川市」街全体でブランドイメージをつくる取り組みにも成功されています。「職人MADE」というコンセプトで昔ながらの強みをいかしつつ、「ロボ家具」や「ネコ家具」など新しいアイデアの家具も生みだしています。
職人MADE 大川家具 by 大川市
高野木工の評判は?
そんな新しいイメージの大川家具を代表するメーカーのひとつが、高野木工です。
福岡では百道のマークイズや、東京は港区南青山、大阪は北堀江に直営店があります。大阪の地理は分かりませんが、福岡・東京に関していうとオシャレな街にあるという印象です。テレビドラマのセットにも家具が採用されているようですね。
※マークイズ直営店はYouTubeに店内紹介動画がありました。
www.youtube.com
当然タンス中心…ではなく、ソファ・テレビボード・ダイニングテーブル・ダイニングチェア・サイドボードやキャビネットなど、幅広い商品を取り扱っています。
現代のインテリアに調和する、シンプルで飽きのこないデザインの家具が多いという印象です。サイトもかなりオシャレでよい感じですね。
高野木工の家具は全体的にナチュラルテイストのものが多いのですが、デザインがすっきりしています。野暮ったくならず圧迫感も感じにくいので、特にマンションなど日本の住宅にあわせやすいと思います。
当社でもご提案させていただく機会が多く、ご購入いただいたお客様の評判もとてもよいです。
高野木工のおすすめポイント
上で書いたようにお部屋にあわせやすいのはもちろんですが、インテリアのプロ目線での高野木工のおすすめポイントはずばり
◎無垢材でサイズオーダーできるのに価格は抑えめ
◎細かい部分のオーダーも可能(しかもオプション価格が安い!)
という点です。
一般的に突板よりは無垢材の家具のほうが価格が高く、無垢材でサイズオーダーをするとかなり高額になってしまいます。
その点、高野木工では、例えばダイニングテーブルなど細かくサイズオーダーが出来る商品があり、価格設定は他メーカーに比べかなり良心的だと思います。
また、木の材質はもちろん、天板角の形状や脚の形状など、細かい部分のオーダーも可能です。その辺りのオプション価格設定もかなり良心的です。
「木の風合い、無垢材の家具が好き」「ナチュラルイメージの家具を検討している」「お部屋が手狭なので圧迫感が出ない家具を探している」といった方には特におすすめのメーカーです。
今回の実例内容
【高野木工 LECCE(レッチェ)105マガジンラック WALNUT】
※本体サイズ:W1055*D375*H905mm
今回はアヤノ食器棚をご購入いただいたお客様から追加でご注文いただきました。最近は有難いことに、食器棚のお問合せからカーテンや家具などをご注文いただくことも増えました。ご提案・お見積もりは無料です。是非お気軽にお問い合わせください。
お部屋の床・建具枠などにも調和し、モデルルームのようなサンルームでとても素敵でした!Y様ありがとうございました。
関連記事
Y様には食器棚もご購入いただきました。誠にありがとうございます。
beorc.hatenablog.jp
家具で迷われている方には「イメージワード分析」を使ってご提案することも可能です。高野木工のダイニングテーブルをご提案したけど決まったのは…
beorc.hatenablog.jp