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アヤノ・パモウナ食器棚【下台オープンまとめ】

今回はアヤノ・パモウナ食器棚で下台オープンが選べる商品についてまとめてみました。

オープン部分にはゴミ箱を入れるケースが多いと思いますので、オープン部分の有効寸法(幅・高さ)を記載しています。
※奥行は45cmか50cmで変わりますので個別におたずねください

ゴミ箱はフタを開いた際の最大寸法をご確認いただくとよろしいかと思います。
記事が長くなったので目次をつけてみました ↓

下台オープンアイテムも様々

下台にオープンをつくる選択肢もずいぶん増えました

ひとつ前の記事でパモウナSQシリーズのオープンアイテム実例をご紹介しました。元々アヤノにしかなかった下台オープンアイテムですが、現時点ではパモウナでもいくつかの商品シリーズで採用されるようになりました。

ただ、一言でオープンアイテムといっても、アヤノとパモウナ、また各商品シリーズによっても微妙に内容が異なります。

現時点でオープンアイテムがお選びいただける商品シリーズと内容について、以下簡単にまとめます。
ゴミ箱やワゴンなどを入れる場合が多いと思いますので、オープン部分の内寸幅・高さもあわせて記載します。
※商品の改定などにより内容・寸法が変わる可能性があります。ご購入前に必ず間違いがないかご確認ください。
※奥行は45cm・50cmどちらを選ばれるかで有効奥行が変わります。個別にご相談ください。


①パモウナAS:オープン(スライド棚可動式)
スライドテーブル「上段」固定時の写真です(奥に2口コンセントあり)
スライドテーブル「下段」固定時の写真です(奥に2口コンセントあり)

パモウナ最新商品のASシリーズから採用されたアイテムになります。可動式のスライドテーブルの位置を2ヶ所(上段または下段)から選べます。
オープン部分の高さが選べ、奥に2口コンセントがついている点が独特なアイテムになります。
詳細は以下リンク(カタログ53ページ)をご覧ください。
パモウナ総合カタログ 2023 Life Partners Furniture

イメージ的には、上段固定の場合は従来の「オープン(スライドテーブル付)」に近い形状で、下段固定の場合は従来アヤノにしかなかった「家電収納+オープン」に近い形状になります。
スライドテーブルはソフトクローズ仕様であり、2口コンセントもつくので便利ですね。

◎有効幅
・外寸399mm→内寸358mm(最小部分・下部L字金具部分を除いた寸法)
・外寸599mm→内寸558mm(最小部分・下部L字金具部分を除いた寸法)
外寸599mmのほうは、NEシリーズの同じ幅のオープンアイテムよりは有効幅がとれるようです。

◎有効高さ
・スライドテーブル上段取付け時:ハイカウンター外寸938mm→内寸759mm(最高部分・可動棚を取り外した場合の寸法)
・スライドテーブル下段取付け時:ハイカウンター外寸938mm→内寸565mm(同上)


②パモウナAS:脚パネル
本体外装色にあわせた「マットグレー」の脚パネルが新設されました

NEシリーズの脚パネルと同じつくりになります。NEでは脚パネル部分は「ホワイト」色のみでしたが、ASでは本体色が「ブラックグレイン」の場合は「マットグレー」色になる点が異なります。
背板・スライドテーブル・可動棚などが一切つかないため、通常のオープンアイテムよりも価格は安くなります。
つくりがシンプルなため、有効幅・高さを最大限とれるというメリットも。
※ただし人造石天板には取付けができないという制限があります

◎有効幅
・外寸パネル脚の外側から200~800mmまで→内寸165~765mm(脚パネルW35mm)

◎有効高さ
・ハイカウンター外寸938mm→内寸900mm

シンプルなアイテムのため、「価格を抑えたい」「オープン部分の開口をできるだけ広くとりたい」という場合にオススメです。
※脚パネル自体の奥行は417mmであり、下台の奥行(492mm)よりも浅い点はご注意ください。


③パモウナNE:オープン
NEのオープンはスライドテーブル+可動棚1枚付

パモウナのベーシックなオープンアイテム。お皿などの仮置きに便利なスライドテーブルと可動棚1枚がつきます。ちなみにスライドテーブルの耐荷重は約10kg、可動棚の耐荷重は1枚あたり約20kgとなっております。

◎有効幅
・外寸599mm→内寸517mm(最小部分・下部補強パイプを除いた寸法)

◎有効高さ
・ハイカウンター外寸938mm→内寸797mm(最高部分・可動棚を取り外した場合の寸法)
・レギュラーカウンター外寸848mm→内寸707mm(同上)


④パモウナNE:オープン+扉
オープン部分に扉がついたタイプもあります

こちらは上記③のオープン部分に扉がついたタイプになります。引出し内にゴミ箱を入れるオプションと比べ、底板がないためオープン部分の高さ(=ゴミ箱容量)を確保できる+扉で目隠しができるという点がメリットでしょうか。

オープン部分にゴミ箱を置きたいけど、ダイニングからキッチン内が見える間取りなどで目隠しをしたい場合などにオススメとなります。

◎有効幅
・外寸599mm→内寸517mm(最小部分・下部補強パイプを除いた寸法)

◎有効高さ
・ハイカウンター外寸938mm→内寸786mm(最高部分・可動棚を取り外した場合の寸法)
・レギュラーカウンター外寸848mm→内寸696mm(同上)

扉がつく分、③と比べると有効高さが若干低くなるようです。


⑤パモウナNE:脚パネル
側板のみ。本体より奥行は浅いです。

NEには側板だけの「脚パネル」というアイテムもあります。背板・スライドテーブル・可動棚などが一切つかないため、通常のオープンアイテムよりも価格は安くなります。
つくりがシンプルなため、有効幅・高さを最大限とれるというメリットも。
※ただし人造石天板には取付けができないという制限があります

◎有効幅
・外寸パネル脚の外側から200~800mmまで→内寸165~765mm(脚パネルW35mm)

◎有効高さ
・ハイカウンター外寸938mm→内寸900mm
・レギュラーカウンター外寸848mm→内寸810mm

シンプルなアイテムのため、「価格を抑えたい」「オープン部分の開口をできるだけ広くとりたい」という場合にオススメです。
※脚パネル自体の奥行は417mmであり、下台の奥行(492mm/439mm)よりも浅い点はご注意ください。


⑥パモウナRQ/SQ RM/SM
イメージ的にはNEの脚パネルに近いです(こちらはL字型)

商品自体の幅は10cm刻みで100~160cmまでですが、オープンを選ぶ場合は本体幅が140・150・160cmのみとなります。

◎有効幅
・本体幅1400mm→内寸364mm
・本体幅1500mm→内寸464mm
・本体幅1600mm→内寸564mm

◎有効高さ
・ハイカウンター外寸924mm→内寸882mm
・レギュラーカウンター外寸834mm→内寸792mm

イメージ的にはNEの脚パネルに近いシンプルなつくり(スライドテーブルがつかない)のため、オープン部分の有効高さは①NEオープンより確保されています。


⑦パモウナID:家電収納+オープン

SYによく似た新商品です。BOXスタンダード商品(組み合わせが決まっている)で、炊飯器などを置く家電収納下がオープンになっているパターンです。
まだ実例写真がないので詳しい商品内容は食器棚 ID シリーズ商品情報 | 家具・インテリアの【パモウナ】 | カタログ無料請求をご覧ください。

本体幅は100・120・140・160cmの4タイプです。オープン部分の有効幅が120・140・160cmで変わらないので、120cm幅だと引出し収納量が少し少ないかもしれません。

◎有効幅
・本体幅1000mm→内寸464mm
・本体幅1200mm→内寸564mm
・本体幅1400mm→内寸564mm
・本体幅1600mm→内寸564mm

◎有効高さ
・ハイカウンター外寸938mm→内寸578mm(家電収納下部分・可動棚を取り外した場合の寸法)


⑧パモウナSY:家電収納+オープン

BOXスタンダード商品(組み合わせが決まっている)で、炊飯器などを置く家電収納下がオープンになっているパターンです。
まだ実例写真がないので詳しい商品内容は食器棚 SY シリーズ 商品情報 | 家具・インテリアの【パモウナ】| カタログ請求無料をご覧ください。

オープン部分には後付けで引出しを取付け可能です。パモウナでは今までなかったタイプの商品となっています。
本体幅は90・120・140・160cmの4タイプです。

◎有効幅
・本体幅900mm→内寸364mm
・本体幅1200mm→内寸364mm
・本体幅1400mm→内寸564mm
・本体幅1600mm→内寸564mm

◎有効高さ
・ハイカウンター外寸938mm→内寸578mm(家電収納下部分・可動棚を取り外した場合の寸法)


⑨アヤノPS:引出し+オープン
写真はSWですがつくりは同じです(1段引出しの下にオープン・可動棚1枚付き)

ここからアヤノの商品になります。パモウナの単独オープンアイテム(上記①③④)が「スライドテーブル+オープン」だったのに対し、アヤノでは「引出し+オープン」がベースとなっております。
また、パモウナではオープンアイテムの幅は60cmのみの設定(脚パネルおよび一体型商品を除く)だったのに対し、アヤノでは引出し+オープンアイテムの幅は40・60・80cmの設定がある点も違いとなっています。

◎有効幅
・外寸400mm→内寸360mm
・外寸600mm→内寸560mm
・外寸800mm→内寸760mm

◎有効高さ
・ハイカウンター外寸963mm→内寸768mm(最高部分・可動棚を取り外した場合の寸法)

※パモウナNEでは下部コの字型に補強パイプがまわっていましたが、アヤノでは下部背板部分が厚くなっています。(有効幅に影響なく、有効奥行が狭まる形です)


⑩アヤノPS:家電収納+オープン
⑧パモウナSYと同じイメージです

⑨の引出し+オープンが幅40・60・80cmの設定だったのに対し、こちらは幅40・60cmの設定となっています。

◎有効幅
・外寸400mm→内寸360mm
・外寸600mm→内寸560mm

◎有効高さ
・ハイカウンター外寸963mm→内寸543mm(家電収納下部分)


⑪アヤノAX:引出し+オープン

イメージ写真は⑨PSのところを参照ください。引出し+オープンアイテムの幅の設定は他のシリーズと共通で40・60・80cm。シリーズごとに有効寸法が異なります。

◎有効幅
・外寸400mm→内寸360mm
・外寸600mm→内寸560mm
・外寸800mm→内寸760mm

◎有効高さ
・ミドルハイカウンター外寸913mm→内寸718mm(最高部分・可動棚を取り外した場合の寸法)

※パモウナNEでは下部コの字型に補強パイプがまわっていましたが、アヤノでは下部背板部分が厚くなっています。(有効幅に影響なく、有効奥行が狭まる形です)
※AXには家電収納+オープンの設定はありません


⑫アヤノSW(旧LX):引出し+オープン
1段引出しの下にオープン・可動棚1枚付き

引出し+オープンアイテムの幅の設定は他のシリーズと共通で40・60・80cm。シリーズごとに有効寸法が異なります。

◎有効幅
・外寸400mm→内寸360mm
・外寸600mm→内寸560mm
・外寸800mm→内寸760mm

◎有効高さ
・ハイカウンター外寸963mm→内寸768mm(最高部分・可動棚を取り外した場合の寸法)

※パモウナNEでは下部コの字型に補強パイプがまわっていましたが、アヤノでは下部背板部分が厚くなっています。(有効幅に影響なく、有効奥行が狭まる形です)


⑬アヤノSW(旧LX):家電収納+オープン
オプションの「ダストボックスワゴン」を組合わせています

PSの家電収納+オープンアイテムの幅の設定が40・60cmだったのに対し、LXは幅40・60・80cmとなっています。

◎有効幅
・外寸400mm→内寸360mm
・外寸600mm→内寸560mm
・外寸800mm→内寸760mm

◎有効高さ
・ハイカウンター外寸963mm→内寸543mm(家電収納下部分)


⑭アヤノSW:オープン
可動棚1枚のみのシンプルな形

写真は I(カンビア)のものですが、SWにも同じタイプのオープンアイテムが設定されました。旧LX時代には設定がなかったので、裏技的に組み合わせていましたが^^; 正式にカタログに記載された形です。

従来アヤノのオープンアイテムは「引出し+オープン」または「家電収納+オープン」でした。おそらく今後は各商品モデルチェンジの際に、こちらの「シンプルなオープンアイテム」も設定されると思われます。
幅の設定は20・30・40・60・80cmです。I(カンビア)にはなかった幅80cmが登場しています。


◎有効幅
・外寸200mm→内寸160mm
・外寸300mm→内寸260mm
・外寸400mm→内寸360mm
・外寸600mm→内寸560mm
・外寸800mm→内寸760mm

◎有効高さ
・ハイカウンター外寸963mm→内寸913mm(最高部分・可動棚を取り外した場合の寸法)

※パモウナNEでは下部コの字型に補強パイプがまわっていましたが、アヤノIでは上部と下部背板が部分的に厚くなっています。(有効幅に影響なく、有効奥行が狭まる形です)

⑮アヤノCX:引出し+オープン

イメージ写真は⑨PSのところを参照ください。引出し+オープンアイテムの幅の設定は他のシリーズと共通で40・60・80cm。シリーズごとに有効寸法が異なります。

◎有効幅
・外寸400mm→内寸360mm
・外寸600mm→内寸560mm
・外寸800mm→内寸760mm

◎有効高さ
・ミドルカウンター外寸863mm→内寸668mm(最高部分・可動棚を取り外した場合の寸法)

※パモウナNEでは下部コの字型に補強パイプがまわっていましたが、アヤノでは下部背板部分が厚くなっています。(有効幅に影響なく、有効奥行が狭まる形です)
※CXには家電収納+オープンの設定はありません


⑯アヤノI:オープン
可動棚1枚のみのシンプルな形

アヤノの中では新しい商品ということもあり、こちらの I(カンビア)のみ他のシリーズと内容が異なっています。

他のシリーズが「引出し+オープン」または「家電収納+オープン」なのに対し、こちらの商品のみ可動棚がつくだけのシンプルなオープンアイテムとなっています。
また、幅の設定も他のシリーズが概ね40・60・80cmなのに対し、こちらの商品は20・30・40・60cmとなっています。

◎有効幅
・外寸200mm→内寸160mm
・外寸300mm→内寸260mm
・外寸400mm→内寸360mm
・外寸600mm→内寸560mm

◎有効高さ
・ハイカウンター外寸963mm→内寸913mm(最高部分・可動棚を取り外した場合の寸法)
・ミドルハイカウンター外寸913mm→内寸863mm(同上)

※パモウナNEでは下部コの字型に補強パイプがまわっていましたが、アヤノIでは上部と下部背板が部分的に厚くなっています。(有効幅に影響なく、有効奥行が狭まる形です)
※Iには家電収納+オープンの設定はありません


⑰アヤノKN:引出し+オープン
KNは他のミドルハイカウンター商品より少し高さが低いです

引出し+オープンアイテムの幅の設定は他のシリーズと共通で40・60・80cm。シリーズごとに有効寸法が異なります。

◎有効幅
・外寸400mm→内寸360mm
・外寸600mm→内寸560mm
・外寸800mm→内寸760mm

◎有効高さ
・ミドルハイカウンター外寸904mm→内寸718mm(最高部分・可動棚を取り外した場合の寸法)

※パモウナNEでは下部コの字型に補強パイプがまわっていましたが、アヤノでは下部背板部分が厚くなっています。(有効幅に影響なく、有効奥行が狭まる形です)
※KNには家電収納+オープンの設定はありません

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アヤノLXで家電収納+オープンにダストボックスワゴンを組合せた実例です。ゴミ箱についても簡単に書いていますので是非ご覧ください。
beorc.hatenablog.jp