アヤノCXの特長
今回はアヤノ(綾野製作所)CXシリーズ実例のご紹介です。
CXは発表時の商品説明資料に「ミドルカウンター最強の商品」と謳われていました。強そうですね笑
ちなみにアヤノのミドルカウンター高さは約86cm。パモウナで同じくらいの高さはレギュラーカウンターの約85cmとなります。
前身のCCという商品から主に以下の内容が改良されました。
・下台引出しがイノテックアティラにグレードアップ
・下台の取手の高さがきれいにそろう(以前は4段引出しと家電収納の取手レール高さがそろわなかった)
・上台引戸に耐震ラッチが標準装備
・家電スライドテーブルにソフトクローズダンパー搭載
・開き戸にソフトクローズダンパー
どなたにも関係ある部分で言うと上の2つの改良が大きいと思います。
上台引戸はデュアルソフトクローズですし、細部にアヤノらしい高級感が見られます。
※詳しい商品内容はCXクラスト | 最高品質の家具メーカー株式会社綾野製作所をご覧ください。
2段引出しは幅60cmです。ダストボックスのサイズは奥行50cmの場合は30L×2個、奥行45cmの場合は20L×2個になります。
ダストボックスの設定はアイテムによりますが、引出内におさめるタイプで20Lサイズ、ワゴンタイプで15L・20L・30Lとなっています。
一方、パモウナの場合は15L・26.5Lのサイズ設定になっています。この辺りもメーカーにより違いがあるので注意が必要です。
2Lペットボトルをどう収納するか?
2Lペットボトルと30本入りの缶ジュースを収納されたいとのことで、当初サイドボックスをご希望されていました。
2Lペットボトルはそれなりに重さがあるため、サイドボックスでは出し入れがしにくい+収納できる場所が限られるため、下台引出し内への収納をお勧めしました。
資料を作成してご説明した結果、下台中央に3段引出しを採用して収納されることになりました。こちらだと2Lペットボトルの出し入れもしやすいですし、缶ジュースも箱のまま立てて入れることができます。
重いものを収納される場合は引出しの耐荷重に注意が必要ですが、イノテックアティラは30kgまで大丈夫なので安心です。
サイドボックスと引出し、それぞれにメリット・デメリットがあります。
収納したいものの重さ(本数・個数)によって選択肢は変わってくるかと思います。
【サイドボックス】
・設置場所の幅を最大限使える(1cm単位で幅調整可能)
・棚板の耐荷重と奥行きが小さいので、重たいものは最下部だけに設置が現実的
・奥深形状になるため、ペットボトルの出し入れがしづらいかも?
・保存食品などはパントリーのような使い方がしやすい(上台開き戸で確認がしやすい)
【引出し最下段】
・モノの出し入れがしやすく、見やすい
・サイドボックスを組み合わせる場合に比べて、上台引戸収納部分が増える(棚板D270・最下段D305mm・グラスや小さいお皿などの収納)
今回の実例内容
【アヤノCXシリーズ】
①上台引戸:CX-180FS
②下台2段引出し:CX-P60BD
③下台3段引出し:CX-P80D
④下台家電収納:CX-P40G
⑤人工大理石天板:TJ-180GZ(グレイニーグレー)
⑥上置:CC-P180PZ
⑦上キャビネット背板穴あけ
※本体色:定番色P(パールホワイト)
※ガラス色:ブラック(オプション)
【サイズ】
・本体:W1800*D500*H2070mm(ミドルカウンターH860mm)
・上置:W1800*D371*H210mm
穴あけ位置は加工可能範囲のうち一番左かつ一番下寄りでした(商品により微妙に加工可能範囲が変わります)。ギリギリきれいに納まる位置でよかったです。
※背板穴あけをすると、食器棚設置後でも壁のコンセントから直接アースがとれるのもメリットになります。
ブラックガラスとグレーの天板がシックなインテリアにぴったりで、とても素敵でした。H様ありがとうございました!
食器棚の他、家具、カーテン、照明などインテリア全般お取扱いしております。福岡県内ではリフォーム・リノベーションなどの工事もおこなっております。
イメージワード分析で「あなたの理想の住まいに使うべき色・イメージ」のアドバイスも可能です。インテリアに関すること、是非なんでもお気軽にご相談ください。
関連記事
背板穴あけの実例です
beorc.hatenablog.jp
コンセント位置を動かせる場合は、背板穴あけではなくこんな方法も
beorc.hatenablog.jp
引出し内ではなくオープン部分にダストボックスワゴンを入れた実例はこちら
beorc.hatenablog.jp