梁がある場合の高さ
パモウナ・アヤノの食器棚は商品シリーズによって本体高さの設定が様々です。キッチンに梁型が出ている場合、梁下に納めたほうがスッキリするケースが多いです。その場合、オプションの台輪カットで高さのある商品を低く調整する方法もありますが、カウンター高さが低くなるし、費用もかかってしまいます。
こちらのお客様も色々と検討された結果、一番ぴったりと梁下に納まる高さの「パモウナJQシリーズ」を選ばれました。
念のため事前に採寸に伺いましたが、本当にギリギリぴったり納まってよかったです。いつものことながら、無事設置完了するまではドキドキします笑
【VQ/JQ CQ/DQ】商品の特徴と違い
カタログをご覧いただくと分かりますが、シリーズ名としては「VQ/JQ CQ/DQ」シリーズとなっています。品番は4つに分かれますが、違いが分かりづらいですね^^;
まず全体の共通点としては
・ボックススタンダード商品である
→これは本体の上台・天板・下台が一体となっている商品シリーズという意味です。例えばNEシリーズがアイテムの種類・幅を自由に組み合わせられるのに対し、こちらの商品は下台の組合せパターンが決まっています。家電収納+5段引出し(+開き戸)という組み合わせです。一番オーソドックスな組合せのみとなっており、他に選択肢がない分、自由に組合せができる商品に比べて価格は割安と言えます。
・本体の幅は100cm、120cm、140cm、160cmのみ
本体幅の設定は上記のみとなります。100cm・120cm幅だと下台が家電収納+5段引出し。140cm・160cm幅だと家電収納+5段引出し+開き戸になります。
※家電収納と開き戸の位置は、左右入れ替え可能です
※サイド収納との組合せで幅を広げることは可能です(こちらの記事でご紹介しています)
・カウンター高さは100cmで共通
ハイカウンターの商品になります。パモウナではNEシリーズもハイカウンターという設定ですが、NEのカウンター高さは94cmになります。
パモウナでは一番カウンター高さがある商品シリーズの一つになります。この記事を書いている時点で、下台で5段引出しを選べるのはこちらのシリーズのみになります。
・奥行は45cmと50cmの2タイプ
これはパモウナの商品全体に言えることですが、奥行は45cmか50cmのどちらかをお選びいただけます。
・カラーオーダー対応不可
60色のカラーオーダーには対応していません。標準色はパールホワイトになります。
次に違いですが、「本体の高さ」と「上台の扉種類」で区別されています。
【本体高さ】
214cm:VQ・CQ
203cm:JQ・DQ
【上台の扉種類】
引戸:VQ・JQ
開き戸:CQ・DQ
ちなみに引戸は半透明のガラス、開き戸は扉面材と同じ板扉になります。
実際の画像はhttps://www.pamouna.jp/products/cupboard/vqjqcqdq/をご覧ください。
類似商品シリーズ【VZ/JZ CZ/DZ】との違い
似たような商品構成のシリーズとして「VZ/JZ CZ/DZ」シリーズがあります。品番のQがZになった形ですが、ますます違いが分かりづらいですね^^;
主な特徴は「VQ/JQ CQ/DQ」シリーズと共通です。
違う点は以下のとおりです。
・本体の高さ
本体高さは198cmと187cmと、「VQ/JQ CQ/DQ」と比べて低くなります。
本体高さに応じて品番が変わります。
198cm:VZ・CZ
187cm:JZ・DZ
※引戸か開き戸で品番が変わるのは「VQ/JQ CQ/DQ」シリーズと同じです
・カウンター高さと下台引出しの段数
カウンターは高さ約85cmのレギュラーカウンターになります。カウンター高さが低くなるのに伴い、下台の引出しも4段(または3段)に変更になります。
・下台の組合せに選択肢が増える
「VQ/JQ CQ/DQ」シリーズの下台は、100cm・120cm幅:家電収納+5段引出し。140cm・160cm幅:家電収納+5段引出し+開き戸でした。
「VZ/JZ CZ/DZ」シリーズでは上記の下台引出しが5段→4段になった組合せの他、「家電収納部分→2段引出し」かつ「4段引出し→3段引出し」とした組み合わせも可能です。
構成はほぼ同じと思いきや、下台の組合せに違う部分もあり分かりづらいですね。おそらく「VZ/JZ CZ/DZ」は本体・カウンター高さが低いため、収納量を重視した下台組合せを追加してあるのだと思います。
実際の画像はhttps://www.pamouna.jp/products/cupboard/vzjzczdz/をご覧ください。
なかなか商品シリーズの違いが分かりづらいですが、ご要望や設置場所の寸法にあわせて最適な商品をご提案いたします。
是非お気軽にお問い合わせください。