新・下町流?
先日遅ればせながら東京ソラマチに行ってまいりました!そう。東京スカイツリーがある商業施設です。5月のオープンから3ヶ月以上経っていましたが、まだまだ人が多かったです。
で。こちらの施設コンセプトが「新・下町流」だそうで。
時間があまりなく、すべては見られなかったのですが、確かに1階のソラマチ商店街はそんなイメージだったような……だったような…?思い出そうとしても、サマンサタバサのピンク女の子イメージで記憶が(笑)
あのカフェはサマンサタバサ セレブリティカフェというんですね。
各階のコンセプトは…
たくさんある店舗の中で目をひいたのがこちら!ドレープカーテンのようで、珍しいですよね。柔らかい雰囲気がでるし、プリーツスカートみたいで色味も含めてブランドイメージにあうし、いいなと思いました。ヒダの感覚が一定でないところがポイントなんでしょうね。
ちなみにこのショップもあるファッションゾーン2階のデザインは、
女の子の「アパートメント」をコンセプトに、植物をモチーフとしたレース模様の天井と壁のほか、葉脈を表現した床のモザイクタイルのパッチワークなどで装飾しているとのことです。ナットク
人が多くて写真には収められなかったのですが、同じくファッションゾーンである3階は、かつてアーティスト達が使っていたアトリエ空間に出現したクローゼットをテーマに、アイアンワークや壁画など、ものづくり感がただよう空間とされているそうです。
確かにトイレや壁面・休憩スペースなどもお洒落で、かつ都会の真ん中にありながら不思議と落ち着く素敵な空間でした!トータルで考えるとやはり「新・下町流」ということになるんでしょうか。コンセプトって大事ですね。
→BEORCの「コンセプトを明確にした提案実例」はこちら
木の使い方がミラノサローネ?
イーストヤード4階。このエリアのデザインは、かつて江戸の町に見られた商家「大店(おおだな)」をテーマに、柱・梁・桁 といった日本伝統の構造美が、バラエティ豊かなショップに統一感のある店構えになっているそうです。
全体的に感じたことですが、うまく「木」が取り入れてあって、それが落ち着きを感じさせてくれるのかな?と思いました。また、「木」づかいは最近インテリア雑誌や新しくできた店舗などでも目をひきます。トレンドなんでしょうね。
しかしこの店舗を区切る木枠が柱や梁をモチーフにしていたとは…
実はこの少し前に、「今年のミラノサローネからトレンドをレポートする」というセミナーに参加したのですが、そのときに空間を枠で区切って展示するという見せ方をしていた写真があって、それをすぐに思い出しました。
せっかくなので、ミラノサローネレポートの内容も踏まえ、近々ヨーロッパの家具やキッチン・水回りメーカーの動向をまとめて記事にしたいと思います。お楽しみに^^