海外から日本に来て驚くのは…
私の初めての海外旅行先はスウェーデン。学生時代に約2週間の滞在でした。帰国して空港からの電車に乗り込み、窓の外を見ると…出発した電車にむかって深々とお辞儀をする鉄道会社の方々。「あぁ、日本に帰ってきたんだなぁ~」と感じたのを今でも鮮明に思い出します。
日本人の私でもそうなので、海外の方が日本に来て驚くことってたくさんあるんだろうなと思います。少し調べてみて、その中でなるほどな~と思ったのが、「ウォシュレット」と「犬が服を着ている」こと!(笑) 日本人の「清潔好き」という一面と、世界一ともいわれる「ペット溺愛ぶり」の特徴がよく表れていると思います。
清潔好きと室内ペットは両立するか?
最近はペットOKのマンションも増えていますし、室内で犬や猫を飼う方がかなり増えてきています。昔は犬・猫は外で飼うのが当たり前だったと思います。この生活スタイルの変化に対して、まだまだインテリアが追いついていないというのが実状です。最初からペット対応の建物だったらいいのですが、今まで暮らしていたところで室内犬・猫を飼うという場合は、特にその傾向が強いと思います。
私もそうですが、「ペットは外で飼うもの」という価値観で育った方が室内で犬・猫を飼う場合に、一番気になるのはニオイ・汚れなどの衛生面なのではないでしょうか?
人間目線での悩みとは?
実際に建材メーカーや研究所が行った調査によると、ペットと暮らすオーナーの悩みで多いのは…
・汚れ(食べこぼし、嘔吐、粗相、抜け毛など)
・傷(床、壁、家具など)
・におい、アレルゲン
・ペットが滑って危ない
・ペットが走りまわると音が響く
が上位を占めます。
飼っているのが犬か猫かで悩みの順位も若干変わるようです。犬・猫どちらにも共通の悩みとしては、やはり「汚れ・におい」をあげる方が多いようです。人間とともにペットの高齢化も進んでいるというデータがあります。もともときれい好きな日本人にとって、今後ますます汚れやにおいへの対策は重要になってくるのではないでしょうか?
ペット目線での悩みとは??ポイントは「床」
一方ペット目線での悩みとしては…これはアンケートとったわけではありませんが(笑)
・床が硬い
・床がすべりやすい
・床が冷たい
といった項目があげられるそうです。
人間目線での悩みが「快適に」共生するための悩みである一方、ペットのほうは健康に影響を及ぼす項目であるのが特徴です。床が硬いことによる猫の捻挫や、床がすべりやすいことによる犬の脱臼などの症例が多くあるそうです。犬にしても猫にしても、本来動き回る「動物」です。ソファや高いところから飛び降りたり、滑りやすいフローリングの上でも走り回ります。ペットを愛して室内で飼っているならば、健康を守るための対策は必須と言えるでしょう。
必要な対策は?
最近はペット用の建材なども多く出ています。例えば猫が通れるくぐり口がついていたり、防音対策がとられた室内ドア。汚れが目立ちにくかったり、消臭効果のある壁紙や、傷を防ぐための腰壁。カーテンについても消臭効果などペット対応をうたったものが多くあります。しかし、「ペットの健康」という視点から考えると、床の対策の優先順位が一番高いと言えます。
その場合に求められる要素として…
☆メンテナンスが簡単
(防ダニ・防汚加工などに過度の期待をせず、交換が容易なもの)
☆すべりにくい
☆耐久性がある
☆クッション性
☆アレルゲン対策
(ペットアレルゲンはダニアレルゲンの1/16〜1/4とかなり小さく、飛散しやすい)
☆防音性がある
などがあげられます。
共通の項目もありますが、犬の場合は室内を駆け回るので「すべりにくさ」、猫の場合は高いところから飛び降りることが多いので「クッション性」の重要度が増すと思われます。…え?そんな都合の良い床材があるかって??あるんです!(笑)
もし愛犬・愛猫用のインテリアをご検討なら、現状で困っていること・コストを含めて最適なご提案をさせていただきます! 是非お気軽にお問合せください。