当社サイトの照明のページを更新しましたので、そこでも触れているLED電球について簡単に特徴をまとめたいと思います。
電気代が安い
消費電力が少なく、60W相当の明るさで比較すると、年間の電気代は白熱電球の約2000円に対し、LED電球は約300円。約1/6の電気代で済みます。
寿命が長い
一般的な白熱電球の平均寿命1,000時間に対し、LED電球は約40,000時間。約40倍の耐久性があります。
すぐに明るくなる
今までは省エネを考えて、白熱電球ではなく蛍光灯型の白熱色を選ぶことも多かったと思いますが、最大の明るさになるまでに時間がかかるというデメリットがありました。LED電球にはそのようなタイムラグもなく、繰り返しの点滅にも強いため、トイレや洗面所での使用もお勧めできます。
高温にならない
白熱電球のように高温になることがないため、絵画や植栽などを照らす演出や、手摺灯などにも適します。
環境にやさしい
白熱灯と同等の明るさで、年間CO2排出量を約31Kgも削減。電球の取り換え頻度も減るため、環境にやさしいといえます。
調色機能をつけられる
色温度を変えられるので、昼は昼白色、夜は電球色といった使い分けができる製品も登場予定。
と、いいことづくめのLED電球ですが、気になるお値段は…?
今年の春先までは1個約10,000円していましたが、6月にこれまで照明を手掛けていなかったシャープが1個4,000円弱の価格で参入を表明。先月パナソニックも参入を発表し、話題となっています。現在は各メーカー4,000円前後の価格設定としているようです。白熱電球が1個100円程度で、寿命が約40倍なので、取り換えの手間などを考えると妥当な価格設定ということらしいです。今後さらなる競争で価格が下がるといいですね。
基本的に白熱電球用のソケットに差し込むだけで使えますので、次の電球交換のときに試されてもいいかもしれません。ただし、注意すべき点もあります。
大きさに注意
既存の照明器具に取り付ける場合、白熱電球と比べると大きい(特に全長が長い)ため器具によってはうまく収まらない場合もあり、注意が必要です。