BEORCブログ|居心地のよいインテリアデザイン・リフォーム|NCDのカラー&イメージ講座|福岡

ベオークのブログへお越しいただきありがとうございます。当社は女性インテリアコーディネーターを中心とした、福岡のインテリアデザイン&リフォーム・リノベーションの会社です。このブログでは主に当社の実例と、株式会社日本カラーデザイン研究所(NCD)と共催するカラー&イメージ講座についての情報をご紹介します。よろしくお願いします。

西日対策に選んだもの

元凶は…

当初の第一診療室と待合コーナーのカーペット張り替えに、第二・第三診療室と廊下のカーペット張り替えの追加をいただいたK歯科クリニック

そもそもはカーペットの西日による色褪せというのが今回のリフォームのきっかけでした。西日というのは夏場は特にやっかいですよね…。紫外線による色褪せもありますが、とにかく暑い!(x_x;)

こちらも例外ではなく、西日対策のご依頼もいただきました。
↓この色褪せが日差しの強さを物語っています



西日対策の方法は大きく3つ

夕日や朝日だとそうでもないのに、「西日」と聞くと途端につらい印象を受けますよね。夏の季語となっているように、とにかく「暑い!」という言葉を連想してしまいます。

これは単に日差しの強さだけではなく、夕方までに気温が上がっていること、熱せられたアスファルトや外壁などから放射される熱が加わることにも原因があるようです。

節電が叫ばれる世の中、夏にむけて西日対策を検討されている方も多いのではないでしょうか?対策としてオススメできるものは大きく分けて3つ

①窓の外側でおこなう方法

②窓自体でおこなう方法

③窓の内側でおこなう方法



①窓の外側での対策が最強!?

ざっとあげると、昔ながらの「よしず」や、外国やカフェなどで見られるオーニングなどの庇、植物を使った壁面やバルコニー面の緑化などなど。日差しや熱をお部屋の中に入れる前に対策をするので、効果は大きいようです。

その代わり、「外」であるがゆえの弱点もあります。例えば「よしず」は、効果は大きいのですが、外からの見栄えがあまりよろしくない(長時間使った場合は特に)、意外と場所をとるなど。

最近は軒や庇が短かったりなかったりする住宅も多いので、角度調節もできるオーニングも有効ですが、基本的に外壁に直接取付けるものが中心なので、こちらも制約がありそうです(マンションでは特に)。金額的な負担も他の方法に比べると大きい場合が多いです。

一方、植物を使った取り組みは、見た目も涼しげでエコということもあってか、最近多く見かけます。窓の前だけでなく、壁面やバルコニー面を緑化すれば熱さ対策にはかなり有効ですね。福岡県筑紫野市では節電を地域おこしをかねてツルムラサキの苗を市民に無料配布したそうです。
「紫のカーテン」で節電を

ツルムラサキは葉が食用になるんですね〜((φ(・д・。)ホォホォ
つる植物というと、あさがおやひょうたん、ヘチマ、アイビーなどが有名ですが、最近ではゴーヤやきゅうり、キウイにパッションフルーツ(!)など実が収穫できるものの人気が高いようです。暑さ対策(節電)になって美味しい思いもできるなんて、まさに一石二鳥ですね^^

いいことづくめのように感じる緑化による西日対策ですが、種類によって植える時期が決まっていますし、当然育てるなど手間はかかります。また、マンションの場合は、「避難経路を塞がない」など管理規約を守る必要があります。



②西日だけではない?窓自体におこなう対策の効果

夏場の外からの熱エネルギーの約7割が窓などの開口部から入ってくるそうです(*゚ロ゚) やはり窓が重要なんですね〜。すべての窓を遮熱ペアガラスに交換…となるとかなり費用がかかってしまいますが、最近CMでもよく見る、内窓を取り付けることで二重サッシ(二重窓)とするリフォームは手軽に行うことができます。

これは西日の日差しを直接的に遮るわけではありませんが、サッシを二重とすることで断熱効果を高めます(遮熱タイプもあり)。当然外からの熱は入りづらくなりますし、夏場だけでなく冬のエアコンの効きもよくなるという効果も。他にも、結露しづらくなる・防音効果が高まるなどのメリットがあります。また、マンションのリノベーションをする場合、サッシは交換できないので古いままとなり、内装とあわないということがあります。内窓をつけるとその問題も解決できます。

他には、窓に遮熱タイプのガラスフィルムを貼るのもおすすめです。こちらも直接日差しを遮るのではないですが、窓の遮熱・断熱性能を高める効果があります。また、有害な紫外線をカットするという面でもおすすめです!カーテンやフローリング、カーペット、畳などの日焼けを防ぐことができ、台風時の飛散防止や、防犯対策にもなるという効果も。


基本的にはどちらも日差しの眩しさを直接遮るわけではないので、残念ながらこれだけで「西日対策OK!」とは言えませんが、その他の方法と組み合わせるとかなり効果的な対策です。ご紹介したように西日以外にも有効な機能が多いので、お得度は高いと言えるかもしれません。

内窓(二重サッシ)、ガラスフィルムとも当社で施工・取付け可能です。メーカー直接施工なので、施工も安心ですし、金額もネットで激安をうたっているところより安くなるかも?「うちのこの窓にも取付け可能なの?」「費用はどれくらいかかるの?」など、ご興味があれば是非お気軽にお問い合わせください!



③一番オーソドックスな室内側での西日対策

ここまで二つの対策を見ましたが、どれか一つで最大の効果を得たいなら、室内側での対策ということになりそうです。窓の大きさや必要なスペース、マンションの場合は管理規約との兼ね合いなど、受ける制約も上の二つに比べて小さいと思います。

まず思いつくのがカーテンなどのウインドウトリートメントでの対策。今回も遮熱タイプのロールスクリーンやカーテン、ハニカムシェードなどいろいろとご提案しました。例えば遮光も一緒に考える場合には、カーテンやロールスクリーンのほうが光の漏れを小さくできるというメリットもありますが、閉めたときには真っ暗ということにも。今回は逆に明るさの調整もしたいということで…最終的に遮熱タイプのブラインドに決定しました!



結局選んだものは…

施工前は通常のロールスクリーン。光を通していますね^^; 年数が経つとどうしてもよれるし、色褪せすると見た目もよくないですね。窓を開けた場合に風を通しませんし、細かい明るさの調整はできません。

施工後は遮熱コートのブラインドに。費用対効果を考えると一番優秀!?遮熱コートタイプも通常タイプと価格は同じです。風水のカラーの指示内容と、カーペットの色とのあわせも考えて、クリーム色を選択。

もともと奥様が「ブラインドの冷たい感じがあまり好きではない」と迷われましたので、もし取付後気になったら、内側にレースなどのシェードをつけることをご提案しました。結局気にならないということでブラインドのみでOKとなりました。

つい先日お客様から使用感について、「明るさの調整が細かくでき、大変重宝しております。これからの夏場の温度管理も、楽になりそうです。ありがとうございました。」との声をいただきました^^

ブラインドですっきり明るくなり、カーペットで温かみや柔らかさがでて非常に落ち着く、ご満足いただけるご提案となりました!



補足:エアコンを使うなら…

さて、ざっくり大きく3タイプに分けて西日対策をご紹介しました。最後にエアコンについて。基本的に世の中の節電の流れもあり、極力エアコンは使わないに越したことはないのですが…。もし使う場合のポイントについて書きたいと思います。

・これから買う場合は適正な大きさのものを!
単なる帖数表示だけではなく、西日が当たって暑くなるということを想定した容量のものを選びましょう。小さいものでフル稼働させるよりは、余裕のある大きさで運転させたほうが早く冷えるし、電気代の負担も小さいようです。

・まずは換気
エアコンは動きはじめの電力消費が一番大きいそうです。帰宅して暑かったら思わずすぐにスイッチを入れてしまいがちですが、まずは換気をして、熱い空気を入れ替える!少しでもエアコンの負担を小さくしましょう。

・日中30分の外出ならエアコンはつけっぱなしに
最近エアコンは一日中つけっぱなしのほうが実は電気代が安いという話を耳にするようになりました。実際にSNSなどで電気代がぐんと下がったという方もいらっしゃるようです。これは上の換気の内容にも関係しているのかなと思います(エアコンを切って室温が上がると、また室温を下げるのに電気を使う)。実際は様々な条件でつけっぱなしのほうが安い場合と、こまめに入り切りしたほうが安くなる場合があるようです。この件についてはダイキンさんが本気の調査されています(笑)ご興味がある方はこちらをご覧ください。


・設定温度は高めで風量は最大
設定温度を下げると電気代の負担は当然大きくなります。一方風量を大きくしても、設定温度を下げるのに比べると消費電力は小さく済むそうです。ですので、設定温度を下げて弱い風量で運転させるよりも、設定温度を通常よりも上げた状態で風量を大きくしたほうが効率的です。

・最初の風の当て方
上でも書きましたが、夕方までに熱せられた外壁などから熱が放射されて暑いという要素もあります。エアコンをつける場合はまず壁などに直接風を当てて、いち早く熱をとると効果的だそうです。もちろんこのときは設定温度高めで風量MAXです。

あとはよく言われるように扇風機と併用して体感温度を下げるという方法なども有効でしょうね。いずれにせよ外から熱が入るということは、せっかく冷やしても外へ逃げていくということでもあります。特に全体の約7割を占める窓の遮熱・断熱対策はエアコンの効率をあげるという意味でもオススメです。



ベストな西日対策とは…

今回は明るさの調整もしたいとのことで遮熱コートのブラインドとなりましたが、あなたが望むものの優先順位に応じてベストな西日対策は変わってきます。

例えば「夕方赤ちゃんを和室で寝せるときに、西日が強いので光を遮りたい」というお客様には、障子をウッドブラインドに取替えるご提案をしました。

また、上でハニカムシェードというハンターダグラスの製品をご紹介しましたが、マンションからの視線が気になるというお客様には同社のブラインドとレースのメリットをあわせたものをご提案しました。

ご要望にあわせて、機能面だけではなくインテリアとの調和や金額面(費用対効果)も考慮して、あなたにベストな西日対策のご提案をさせていただきます!少しでもご興味をお持ちの方は是非お気軽にお問合せください!