畳コーナーの良さとは?
前回に引き続きホテルリフォームのお客様の実例です。「畳でくつろぐスペースがほしい」とのことでしたが、カーペットをはがせないという制約があったため、寝室に置き畳を敷き、もう一部屋に畳コーナーをつくることにしました。
畳コーナーというと、リビングダイニングの一角にとるというイメージをお持ちかもしれません。今回の案件はホテルということもあり間取りが少し特殊だったため、独立した一部屋に畳コーナーをつくることになりました。
↓畳コーナーをつくる予定の部屋。R壁の内側の曲線にぴったりあわせて仕上げなければならず、工事の腕が問われます。
奥の板張りの部分はテレビが置けるようにしてあります。工事前に目立っていた配線もすっきり一ヶ所にまとめられるようにしました。
こちらは左手前の階段部分です。曲線の壁面に沿って非常にきれいに仕上がっております。
マンションのモデルルームなどでも、昔ほど畳コーナー自体をみかけなくなりましたが、今回のお客様のようにやはり畳が落ち着くという方は多いと思います。
純粋な和室と比較した畳コーナーのメリットは、高さをつけることで目線があがり、立っている人との高低差が小さくなることでより落ち着きやすいということがあげられると思います(特にリビングダイニングの一角に畳コーナーを設ける場合)。
そして高さがあるということは…当然下は収納になっております!こちらも畳コーナーをつくる際の大きなメリットの一つだと思います。
当社はインテリアコーディネーターが中心となった会社としては珍しく建設業許可をとっておりますが、工務店や建設会社ではないので自社で大工さんは雇っていません。常時大工さんを抱えている会社のメリットも当然あると思いますが、当社はお客様のために「いいところどり」を目指しています!今回の施工も銀座の某有名ブランド店の内装工事をおこなった職人さんにお願いしており、非常に美しく仕上がりました。
またそのあたりの詳しい内容については#FAQに記事アップしたいと思います。
…こちらのお部屋の窓にプリーツスクリーンをつけさせていただいたんですが、写真撮るの忘れてました(>_<。)