気になる柱型を…
最近の新築マンションではだいぶ少なくなりましたが、ある程度築年数が経っているマンションでは柱型や梁型が出ている物件が多くあります。家具の配置がしにくい・どうしてもそこで空間が区切られるため狭く感じるなどのデメリットがあります。
マンションのリフォームやリノベーションを行う際には、そのような弱点をいかにクリアするか、頭を悩ませるところです。できるだけ空間が広く感じられるよう家具の配置や寸法・デザインを選ぶとともに、目線をどう持っていくかがポイントとなります。
↓今回の物件でも柱がかなり出っ張って目立ちます(@_@;) 石を張るための下地を取り付けてありますが、もとは周りと同じく白の壁紙でした。
今回はお客様のご要望がリゾート調ということでしたので、あえてこの出っ張りに石を張ることでインテリアのアクセントとすることにしました。上の写真と角度は違いますが、完成はこうなりました。
内装でのタイル張りはよくあるんですが、今回は柔らかい質感や高級感を出したかったので石(大理石)を使いました。トラバーチンという虫食いのような穴が開いたものをベースに、アクセントにモザイクを入れてデザインしました。
リゾートのイメージということで内装に木を使っていくんですが、木調インテリアとの相性も良く、先に見せていただいていたお客様がお持ちの家具にもぴったりで、非常に喜んでいただけました^^